院長略歴
加藤 泰功
(かとう やすのり)
(略歴)
2003年 神奈川歯科大学卒業
勤務医経験を経て
2009年5月 横須賀歯科診療所開院
プロフィール
私が歯科医師を目指すようになったのは、中学生の頃だったと思います。
東京で歯科医師をしているおじの影響を受けたのか、漠然とした憧れから歯科医師を目指し、高校入試の面接では「将来は歯医者さんになりたい」と答えたぐらいですから、ブレることなく歯科医師を目指してきたのだと思います。
一直線に歯科医師へと向かってきましたが、いざ歯科医師の仕事についてからは、この仕事の難しさを感じる出来事ばかりでした。
初めて患者さんと接したときは、ただただ緊張・・・何が何だか自分でもよく分からないぐらいの緊張の中で、歯のクリーニングをさせてもらったことを覚えています。
新人時代に勤務していた歯科医院の院長に何度も言われた言葉があります。
「技術が足りないことは分かっている。でも、自信を持ったフリをしてみろ!自信のないお前に診てもらう患者さんは、お前よりも不安な気持ちになるだろう!」と・・・
確かにそのとおりです。私が不安そうにしていれば、患者さんはもっと不安になります。
せめて、私なりに“自信が持てること”を作ろうといろいろ考えた中で、私が思い描いたのが『やさしい歯医者さん』です。“気持ち”の問題なら、新人の私にも何とかできそうなイメージが持てたからです。
『やさしい歯医者さん』になるために、私が始めたことは『患者さんのお話を聴くこと』です。多くの患者さんから「話を聴いてもらえなかった」「怒られた」という不満を聞くことが多かったこともあり、「きちんと患者さんのお話を聴くことなら歯科医師になりたての私でもできること」だと考えました。
お恥ずかしい話ですが、当時の私は人と接することがとっても苦手でした。自分でもよく分からないのですが、必要以上に緊張してしまうのです。なので、私にとって努力が必要なことでもありました。
でも、一生懸命お話を聴く努力をしているうちに、患者さんおひとりおひとりごとに『治療に対して求めているものが違う』ということが分かってきました。その一方で、みなさんが共通して『健康になりたい』という希望を持っていることも分かってきました。
こんな経験があって、私が目指す『歯医者さん像』が出来上がってきました。
①きちんとお話をお聴きして、おひとりおひとりごとの『希望』に近づける努力をすること
②誰しもが願う『健康』を守るために、最善を尽くすこと
歯とお口は、食べ物を食べる場所です。栄養を補給する場所です。
ガソリンを入れずに車が走行できないように、人間は食べ物を食べずに生きていくことはできません。
歯科医師という仕事は、皆さんの『健康の入り口』になる大切な場所を守る仕事だと思っています。
私は『健康』ということに想いを巡らせて、患者さんの“治療”を行い、“予防”のアドバイスをさせていただきます。
皆さんの健康を守る『良きパートナー』として、精一杯お手伝いするのはもちろんのこと、もっともっと進化できるようにこれからも努力し続けて参ります。